投資信託

【iDeCo@楽天証券】iDeCoの解説と口座開設手順

ファイナンシャルプランナーはせひろ(@hshr_05)です。

現在、資産運用に最もおすすめなのは、個人型確定拠出年金iDeCoといえるでしょう。

そのiDeCoとはどんなものなのかまとめました。

また、どの証券会社で口座を開設するか、実際に口座を開設して運用を始めるまでの期間や手順の解説をしました。

iDeCoとは

個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)は私的年金の制度のこと。

老齢年金(基礎年金・厚生年金)とは別に、自分で掛け金・運用方法を決定して給付を受けることで、より豊かな老後を送るための資産形成方法のひとつです。

自分で運用すると言ってもやることは投資信託であり、特段難しいことをやるわけではないのでご安心を。

 

iDeCoと似た制度につみたてNISAがあります。

つみたてNISAは運用利益が非課税になるという、資産運用を応援するための制度です。利益がでた場合に、初めてこの制度のメリットが発動することになります。

iDeCoとつみたてNISAの共通している点は、運用利益が非課税ということだけです。

つみたてNISAはいつでも運用をやめて積み立て金を引き出すことができますが、iDeCoは60歳まで引き出せません。

iDeCoは確定拠出型年金、つまり老後の資産を作ることが目的の年金のことです。

60歳まで引き出せない。というより、iDeCoで積み立てた資金が60歳になると給付されると考えた方がしっくりくると思います。

 

iDeCoとつみたてNISAは併用可なので、どっちもやるというのもアリだと思います。

私はせひろの場合、2018年10月からつみたてNISA、2019年10月からiDeCoを始めて、現在は二刀流で運用中であります。

【つみたてNISA@楽天証券】実績報告

【iDeCo@楽天証券】実績報告

 

iDeCoのメリット

国がオススメしている資産運用方法なので、どでかいメリットがあります。

税制優遇

1.掛け金が全額所得控除される

所得税 : 所得により5%~45%控除

(所得金額とは社会保険料等を控除した後の金額のことなので、額面所得が440万円くらいまでは所得税率は5%となります。なので、多くの人の所得税率は5%から10%だと思います。)

住民税 : 約10%控除

iDeCoの掛け金は所得税率と住民税率の合計が控除されます。

はせひろの場合 (所得金額 195万円以下)

毎月10,000円を拠出、1年間で120,000円

所得税5% → 6,000円

住民税10% → 12,000円

1年間で18,000円が控除される。

2.運用利益が非課税となる

資産運用で得た利益には通常約20%の税金がかかりますが、iDeCoで得た利益はすべて非課税となります。

3.受取時に控除が受けられる

一括で受け取るときは退職所得控除、年金(分割)で受け取るときは公的年金等控除として、税制優遇が受けられます

言い換えると、受け取り額が控除額以上の場合、税金がかかるということになります。

そう、iDeCoを受け取るとき、基本的には税金がかかるんです。

つみたてNISAは解約すれば、積み立てたお金はもちろん、運用益もそのまま非課税で手元に入ることを考えると、iDeCoは税金かかるんだぁ~なんだかなぁ~、な感じがします。

というのも、老齢年金には税金がかかります。同じように年金であるiDeCoも当然課税対象となるんです。まぁそうなのか。。。

とはいえ、よほどの高給取りでなければ控除金額内に収まるんですけどね。。。

 

さて、iDeCoで運用してきた資金の受け取り方法ですが、3パターンから選択できます。

① 一時金として一括で受け取る

受け取りは60歳から70歳の間です。

受け取り金は退職所得として所得税の対象になりますが、退職所得控除が適用されます。

退職所得控除
  • 20年以下 : 40万円×勤続年数
  • 20年超    : 800万円+70万円×(勤続年数-20年)

退職所得控除額は、退職金とiDeCoの給付額の合算です。

ex.)勤続年数30年、退職金が1200万円、iDeCo積立額が800万円

退職所得控除額  800万+70万×(30-20)=1500万円

1500万円からはみ出た500万円の1/2の250万円が課税対象となる

このように退職金が多い場合、控除額をはみ出した額が課税対象になってしまいます。

元々iDeCoは退職金がない自営業者を対象とした制度だったので、こんなことが起こり得ます。

② 年金(分割)として受け取る

受け取り開始年齢60歳から70歳で、5年以上20年以下の期間で設定します。(70歳から20年で設定すれば90歳までもらえますね。ワオ)

年間受け取り回数は楽天証券の場合、1回(12月)、2回(6・12月)、3回(4・8・12月)、4回(3・6・9・12月)、6回(偶数月)、12回(毎月)から選べます。

受け取り金は雑所得として総合課税の対象(約20%)となりますが、公的年金等控除が適用されます。

公的年金等控除
  • 65歳未満 : 70万円
  • 65歳以上 : 120万円

(38万円の基礎控除もあるので、実質108万円と158万円といえます。)

60歳以降も運用を続けたい、一括でもらうのは管理が不安という人にはgoodですね。

受け取りの度に手数料(楽天証券では432円)が発生するのが残念ポイントです。

③ 一時金と年金を組み合わせて受け取る

①一時金と②年金を組み合わせた方法で受け取ることもできます。

この場合、退職所得控除と公的年金等控除の両方が受けられます

退職金とiDeCoの受け取り額が退職所得控除額に収まりきらない人は、この組み合わせ受け取りがいいでしょう。

ex.)勤続年数30年、退職金が1200万円、iDeCo積立額が800万円

退職所得控除額  800万+70万×(30-20)=1500万円

非課税になる1500万円を一時金として受け取る。

 

残りの500万円は年金として、60歳から5年間で受け取る場合、毎年の受け取り額は100万円。

公的年金等控除70万円+基礎控除38万円=108万円

よって全て非課税となる。

厳選された運用商品

税制優遇以外にもメリットがあります。

楽天証券の取扱商品は低コスト・好実績の厳選されたラインナップなんですって。

商品数は31個と選択肢が多すぎないので初心者でも選びやすいと思います。

運用商品の変更に手数料はかからないので、気軽に商品変更ができます。

また、運用せずに預金するだけということもできます。

 

iDeCoのデメリット

掛け金を引き出せるのは60歳以降

年金というくらいなので、60歳まで引き出せないのは当然と言えば当然ですかね。

無理のない額で積み立てるということが大事です。

手数料がかかる

今どき、口座の開設や維持には手数料がかかることの方が少ないのですが。。。

加入時手数料 2,777円
口座管理手数料(毎月) 167円
給付時手数料 432円

30年間運用して一括で受け取った場合の手数料

2,777+(167×12×30)+432=63,329円

*年金として受け取る場合は給付時手数料は都度発生する。

結構かかりますよね。

積み立てをやめても口座管理手数料は掛け金を引き出すまで発生し続けます。iDeCoには途中でやめるという選択肢はないと思った方が良さそうです。

 

ここまではiDeCoについての解説です。

iDeCo、マジパネェ、やってみてぇになってきましたか?

いよいよ次は口座開設編です。

どの証券会社でiDeCo口座を開設するか、運用を始めるまでの期間や手順を解説しています。

 

iDeCo口座をどの証券会社で開設するか

iDeCoの口座はひとつしか持てません。

どの証券会社でiDeCo口座を開設するか吟味する必要があります。(証券会社の変更は可能ですが、手続きには手数料と時間がかかってしまいます。)

証券会社を選ぶ基準は下記の3点になると思います。

  • 手数料
  • 取扱ファンドの種類
  • 好きな証券会社

これから鑑みると、iDeCo口座を開設するのはSBI証券と楽天証券の二択になるんですよね。SBI証券と楽天証券の手数料はどちらも同じ額で最安です。

SBI証券でiDeCo

SBI証券の魅力は、eMAXIS Slimシリーズを取り扱っていることです。

このeMAXIS Slimというのは、業界最低水準の運用コストを将来に渡って目指し続けると明言しているファンドです。長期運用での(インデックス)ファンド選びに重要なことは、信託報酬額(運用コスト)が低いことが正義です。

よって、iDeCo口座のみを開設するならeMAXIS Slimシリーズの取り扱いがあるSBI証券こそが最適解だと考えます。

楽天証券でiDeCo

iDeCoはSBI証券が最適と言っている私がなぜ楽天証券を選択したのかですよね。

実際、楽天証券でiDeCo口座を開設するメリットはあまりないと思います。

(楽天銀行のハッピープログラム『運用残高10万円ごとに楽天スーパーポイント4ポイント付与』はiDeCo口座は対象外です。)

敢えて挙げるなら、多くの人が運用先に取り入れるであろう米国株インデックスファンドの信託報酬額が最安ということくらいでしょうか。

(楽天全米株式インデックスファンドは0.1596%、eMAXIS Slim 米国株式は0.162%、その差0.0024%。ほぼ同値なのでそれほど。。。)

 

では、楽天証券の魅力は何かというと、

つみたてNISAを楽天証券で運用している場合、iDeCoも楽天証券にすれば管理がラクということです。それだけかーい という声が聞こえてきそうですが。。。

楽天というブランド、いわゆる楽天経済圏というだけで強みなんです。

破格のポイント付与率の楽天市場、普段使いでも1%還元の楽天カード、格安スマホの中でも最安を誇る楽天モバイル、使い勝手抜群の楽天銀行、つみたてNISAなら楽天証券一択、楽天のサービスは圧倒的なポイント付与によって経済圏を広げています。

こういったサービスを一つ所にまとめておくことで管理がラクになるというのは十分メリットといえるのではないでしょうか。

私のような楽天大好きマンは楽天証券を選べばいいし、そうでなければ、eMAXIS SlimシリーズのあるSBI証券を選べばいいと思います。

 

楽天証券でiDeCo口座を開設する手順と期間

証券会社に開設の申し込みをして、JIS&TにiDeCo口座をつくることで運用を始めることができます

JIS&T(日本インベスターソリューションアンドテクノロジー株式会社)

確定拠出年金の記録関連の業務をしている会社です。

楽天証券だろうと、SBI証券だろうと、どこの証券会社で申し込みをしても、iDeCo口座の管理はJIS&Tになります。

開設までに結構な時間がかかります。公式で1~2か月かかると記述されており、実際に私もそれくらいかかりました。

私が口座開設した楽天証券での手順を紹介します。

1.楽天証券ウェブサイトより申込書を請求する

2018年9月10日 申込受付
2018年9月11日 楽天から発送
2018年9月16日 申込書受取

iDeCo口座を開設するのに、楽天証券の口座開設は必要ではありません。

しかし、楽天証券のサイトの方が運用状況の確認がしやすく操作性も断然上なので、楽天証券口座も同時に作っておいた方がいいでしょう。

申込書は1週間程度で手元に届きました。

(届いた申込書は1年ほど引き出しの奥で熟成させました。)

2.申込書に記入して返送する

2019年6月21日 返送
2019年6月25日 楽天に到着
2019年7月2日   書類不備 楽天から再送
2019年7月5日   再返送
2019年7月9日   楽天に到着

書類は会社に提出して記入してもらう必要があります。見本通りにやれば簡単です。

会社で記入してもらった欄が書類不備であると返ってきました。はせひろ指導の下、再度記入してもらいました。

(小さな事業所だと担当者がよくわかっていない場合があるので、提出前に自分でチェックして、おかしいと思ったら書き直してもらいましょう。)

3.書類到着

2019年7月16日 審査中

ここからは審査になりますので、ひたすら待ちです。

4.口座ID・PWの到着

2019年8月8日   ID・PW受取

セキュリティの為なのか、アカウントは封筒、パスワードはハガキでそれぞれ送られてきます。その割にパスワードは小文字のみ英数字8桁という。。。

ここでログインできるかと思いきや、口座がアクティブになるまで1週間程有します。私の場合はお盆休みを挟んだ為か、もう少しかかりました。

楽天証券のHPで、iDeCoの画面を開くと口座開設進捗状況を確認できます。

口座開設完了になるまでずーっとこの画面でした。

5.口座開設完了

2019年8月20日 口座開設完了

ログインできるようになったら、まずはパスワードの変更をしておきたいですね。

 

申込書をすぐに返送、書類不備もなくスムーズに手続きした場合、私が口座開設するのに実際にかかったのは53日になります。うーん、長い。

 

口座が開設したら運用商品を選択しましょう

【iDeCo@楽天証券】運用商品選び