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【サヤ取りやってみよう②】実際の手順、利回り、リスク

サヤ取りすと はせひろ(@hshr_05)です。

FXでのスワップポイントを利用したサヤ取りをやってみようのコーナーです。実際にサヤ取りを行う上での具体的な手順、利回り、リスクをまとめました。

実際にはせひろが行っているサヤ取りのメキシコペソ円で解説をします。

(*サヤ取りロット数は1万通貨としています)

 

サヤ取りとはなんだろうの記事はコチラ

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サヤ取りの手順

通貨の選定

まずはサヤ取る通貨を決めます。

いくつかのFX会社のスワップカレンダーを見比べて、『買い』と『売り』のスワップ差が大きい通貨を探します。

いい通貨を見つけたら数ヶ月間のデータを確認します。スワップポイントは毎日異なる値となるので、なるべく安定したものを選ぶためです。

2018年1月頃まではヒロセ通商のトルコリラ円のスワップがとても高く、1万通貨のサヤ取りで30~40円/日ほどの利益がありました。

FX会社の口座をつくる

次に、2つのFX会社の口座を用意します。

スワップポイントを基準にFX会社を選ぶときのオススメは下記の4つです。

みんなのFX

多くの通貨が他所よりも高いスワップポイントを提供しています。

スワップポインターには必須の取引所といえるでしょう。

高スワップポイントで有名なトルコリラ円、南アフリカランド円、メキシコペソ円のスプレッドを比較すると他よりもちょい高いのがマイナス点です。

月末に催されるプレミアムフライデーではスプレッドが小さくなります。

毎回、対象通貨が変わるのでうまく使えればうれしいですね。

同じトレイダーズ証券の取引所のLIGHT FXは使い勝手は全く同じです。

違いは、LIGHT FXではシストレ(システムトレード)とバイナリーオプションが使えない点です。余計な機能がないライトな取引所ということですね。

イメージキャラクターはみんなのFXは鈴木奈々ちゃん、LIGHT FXはのん(能年)ちゃん。

セントラル短資

セントラル短資高スワップポイントがウリです。

スワップポイント額の発表が遅いです。判定はNYクローズのタイミングですが、付与されるのはその日の夕方という。

なので、明日は〇倍デーだから新規に建てよう等の計画建てができません。

そういうところが嫌い。ですが、スワップポイントは魅力です。

GMO FXネオ

GMO FXネオの特徴はマイナススワップが少ないのことで、売り口座側に使えます。

スワップポイントの発表が早いです。前日の割と早い時間には発表されているのはうれしいです。

そしてアプリが使いやすい。

スワップ狙いでなくても使いやすいので、口座開設しておいて間違いない取引所といえます。

イメージキャラクターがガッキー。完璧です。

DMM FX

DMM FXスワップポイントは買いと売りがプラスマイナスで同じ値です。

DMM FX 公式HPより

わかりやすくていいですね。

マイナススワップが小さくなるので売り側の口座に使いやすいです。

アプリも使いやすいです。レートアラートのプッシュ通知ができるのは重宝します。

残念ポイントは取り扱い通貨はやや少ないことです。

ローラがイメージキャラクターなのでスタイリッシュ感があります。

必要資金

必要証拠金

メキシコペソの価格が5円台後半なので、証拠金に約2400円必要です。

為替レートの変動に備えた資金

過去3年間(2016年7月から2019年7月)のデータ

FXneo Platinum Chart Plus

最安値 : 4.96円(2016.11.7)

最高値 : 6.42円(2017.7.17)

週足での最高変動幅 : 0.83pips(2016.11.7)

このデータを元に、為替レートの変動に備えていくら必要かを考えます。

1週間で最も動いたときが0.83pipsなので、為替変動に備えて8300円あれば十分だと考えました。

必要な資金合計

証拠金2400円、為替変動8300円、合わせて10700円が必要になります。

これをセントラル短資とGMO FXネオの両方の口座にいれます。

FX口座間の資金移動が円滑にできるように、銀行口座に3000円ほどおいておけば安心です。

結果、私が考えるメキシコペソ円をサヤ取るのに必要な資金は25000円としました。

ポジションを建てる

いよいよサヤ取りのためのポジションを建てます。

メキシコペソ円のポジションを建てる

  • 買い口座 : セントラル短資
  • 売り口座 : GMO FXネオ

ポジションを建てる時、少しでもいいところで入りたいでよね。

1~2pips程度なら有利に入れるタイミングがあります。

FX取引所ごとに価格の高さには傾向があります。

これは同じ時間のキャプションです。

みんなのFXとGMO FXネオのトルコリラ円の為替レートは乖離していることが頻繁にあります。むしろ同じレートになっていることの方が少ないくらいです。

乖離時は必ずみんなのFXが高値、FXネオが安値になります。大きいときには2pipsくらい差がでます。

したがって、ポジションを建てるときには同レートになるまで待ちましょう。逆に、決済時には乖離が大きいときに約定をすればスプレッドを低くすることができます。

このように、両建てをする時は2社の為替レートをじっくり見比べると傾向が見えてきます。

タイミングを見極めて、買いが安い時(売りが高い時)に約定すれば少しお得という技です。

注意点

メキシコペソ円のサヤ取りは、スプレッドによりマイナス60円からのスタートとなります。4円/日だとすると、利益がでるまでに15日間必要です。

南アフリカランド円をみんなのFXとGMO FXネオでサヤ取る場合、スプレッドによりマイナス280円からのスタートとなります。4円/日だとすると、スプレッド分の回収には70日かかります。

スプレッドが大きいとプラスに転じるまでの時間が長いです。

 

利回り

サヤ取りの年間利回りを計算してみましょう。

メキシコペソ円の場合

サヤ取り額 : 4円/日 → 1460円/年

必要資金 : 25000円

年間利回り : 5.8%

(スプレッド分は考慮していません。)

メキシコペソ円でのサヤ取りの良いところは、スプレッドが小さいこと、為替レートが低く証拠金が少なく、価格変動pipsも小さいので、必要なコストが抑えられる点です。

低コストで運用できるので、サヤ取り額は少ないですが、年間利回り5.8%と割と良い数字かと思います。

2019年序盤頃のトルコリラのサヤ取りはとても調子が良く、30円/日以上の利益がありました。そのまま続いていた場合

サヤ取り額 : 30円/日 → 10950円/年

必要資金 : 100000円

年間利回り : 11.0%

(スプレッド分は考慮していません。)

 

サヤ取りのリスク

サヤ取りをする上でのリスクは下記3点です。

  • 利益がプラスに転じるまで時間がかかる
  • 管理不足によるロスカット
  • スワップポイントの変更によりサヤ取りができなくなる

対策をみていきましょう。

利益がプラスに転じるまで時間がかかる

スプレッドが低い、またはサヤ取り額の大きい通貨を選択すること。

さらに、一度に大量のポジションを建てずに、少しずつ買い増していくことでこのリスクを低くすることができます。

 

サヤ取りは、買いと売り口座で資金移動をすることで、長期間ポジションを持ち続けることが最重要課題です。

為替レートの変動をずっと見ているのも大変なので、FXアプリの為替レートアラート機能を使うといいです。

メールでお知らせは割とありますが、スマホにプッシュ通知してくれるアプリって実は少ないんです。(アラート通知機能があっても、アプリ起動中にしかアラートが発動しないというゴミ機能のものばかり)

プッシュ通知があるのは、DMM FXとFXプライムbyGMOだけです。(私が知る限り)

DMM FXは通貨数がやや少ないので、為替レートアラートをプッシュ通知してくれるアプリはFXプライムbyGMOが最高といえます。(プッシュ通知機能を使うためだけにFXプライムbyGMOの口座を開設しました。)

管理不足によるロスカット

最初に必要資金を設定して、その通りにお金を口座に入れておけばまず大丈夫なはずです。

為替レートが大きく変動する度に、買いと売り口座で資金移動をすることも必要です。

あらかじめ指値注文を入れておけば、急な変動時に助かるでしょう。OCO計算機を使って、指値注文の値を計算してみてください。

【サヤ取り】OCO注文参考レート計算機...

スワップポイントの変更によりサヤ取りができなくなる

サヤ取りを撤退する原因はほとんどこれです。

FX会社のスワップ履歴(できるだけ長期)を確認することでリスクを低くすることができます。

現在行っているトルコリラ円のサヤ取りは、初期からカウントすると売り口座を3回変えています。

それでも利益はしっかりとれています。

 

まとめ

サヤ取りはローリスクローリターンで、割とほったらかしにできるので、はせひろイチオシの運用方法であります。

運用方法の一つとして実践してみてはいかがでしょうか。