はせひろ(@hshr_05)です。
「銀行に預けておけばお金は増えるんだよ」
子供の頃、お年玉をもらうとすぐに銀行に預金していました。親にそのように言われていたからです。
1990年台初頭までは銀行の定期預金の金利は数%(高いときは5%超)の時代でした。
現在の銀行預金の金利なんて高くて0.1%程度ですので、信じられない高金利ですよね。
なので昔は何も考えずに銀行に預金しておけばよかったのです。
しかし、今は銀行に預金してもお金は増えません。むしろお金の価値は下がっていくので、預けているだけの眠らせている状態のお金は減り続けていることになります。
そうさせないためにもお金は運用するべきです。
この記事では、資産運用するべき理由をお金の価値の観点から説明していきます。
さらに、私が実際に行っている資産運用の方法を紹介します。
これを読んで資産運用してみようと思ってもらえたら幸いです。
お金の価値
お金の価値は下がり続けています。そしてこれからも下がり続けるでしょう。
3つの根拠から説明していきます。
税金の引き上げ
一番わかりやすいのが消費税ですね。
最近8%になったと思ったら、19年10月からは10%になります。
消費税が2%上がるということは、消費者にとっては物価が2%上がることと同義です。
つまりお金の価値が2%下がるということになります。
政府・日銀はインフレさせたい
日本銀行はインフレ率2%を目指すと言っています。
日本銀行は、2013年1月に、「物価安定の目標」を消費者物価の前年比上昇率2%と定め、これをできるだけ早期に実現する
というのも、経済を発展させる為には緩やかなインフレは必要だからです。現に先進主要国のインフレ率は2%付近を推移しています。

消費者物価上昇率(CPI)とはインフレ率とほぼ同義です。
インフレというと悪いイメージを持ちがちですが、ほど良いインフレは経済が発展していく為には必要なことなのです。
インフレとは需要(買う人)が供給(売る人)を上回る状態。
買う人が多ければ物が高くても売れる→会社が儲かる→社員の給料が上がる→購買意欲が上がり更に物が売れる
このような素敵サイクルを目指して、政府・日銀はインフレをさせたいと考えています。
インフレすることでお金の価値は下がります。
原材料の高騰による物価上昇
例えばこれ。

みんな大好きスーパーカップですが、一昔前は100円で買えました。これが値上がりを続け、現在の価格は130円となりました。更に数年後には150円になっているかもしれません。
スーパーカップの値上がりは人件費・物流費や原材料の高騰などが原因です。
よく聞く話ですね。この先も値上がりし続けるだろうということは想像に難くありません。
お金の価値まとめ
この先もお金の価値は下がり続けるでしょう。
仮に1年に2%ずつ物価が上昇し続けたとしたら、20年後のお金の価値は現在の2/3になります。
お金の価値が下がるということは、使わずに眠っているお金は減っていると言い換えることができます。
お金の価値が下がり、使っていないのにお金が減るようなことを目減りといいます。
大事なお金を目減りさせない為にも必要なことが資産運用なのです。
いざ資産運用
資産運用というと、まず思い浮かぶのが元本割れだと思います。
そりゃそうですよね。誰だって大事なお金を減らしたくありません。
資産運用にはリスクは当然あります。
では、お金は運用せずに銀行に預けておくことにはリスクはないのか。
昨今の銀行預金の金利は年間0.001%、高いところでも0.1%です。1000万円預けても年間1万円しか増えない。。。
預金金利よりもインフレ率の方が大きい場合、お金は目減りしていきます。それは元本割れしているのと同じことです。
つまり、銀行預金にもリスクはあるということになりますよね。
預金しているお金は減っていくのだから、増やす方法を考えるべきです。
資産運用はバクチのように勝つか負けるかわからない勝負や、一攫千金を夢見るものではありません。年間で数%(5%もとれれば十分)の利益を得ることを長期で行うものです。
実際に私が行っているローリスクな運用方法を紹介します。
投資信託
資産運用方法の筆頭といえば投資信託です。
簡単にいうと投資信託とは、お金をプロに預けて運用してもらう方法です。
年間利回りはざっくりと5%程度。
楽天証券のつみたてNISA口座で運用することが現時点では最高のパフォーマンスだと考えています。
投資信託でどれくらいの利益がでているのか成績報告をしています。


FXでのサヤ取り
FXを利用した裏技的な方法です。
FXの正式名称は外国為替証拠金取引といい、Foreign ExchangeでFXです。
簡単にいうと外国の通貨を売買して利益を得ようというものです。
1ドル=100円のときに1万ドル買う。
1ドル=101円のときに1万ドルを売ると1万円の儲けとなる。
FXでは為替変動で利益を得ようとするのがオーソドックスな方法です。
しかし、FXは別の方法でも利益を得ることができます。それはスワップポイントを得るという方法です。
スワップポイントとは2国間の金利差のことです。
日本の金利が0%、アメリカの金利が2%だとすると、1ドル=100円のレート時に1万ドル持っていれば、1日におおよそ55円増えるということになります。
日本では預金しても利子はほとんどつきませんが、日本より金利が高いアメリカの通貨ドルであれば利子がつくということです。
で、このスワップポイントというのはFX会社によって異なります。その差を利用して利益を得る方法をサヤ取りといいます。
こちらの記事で詳しく解説しています。


はせひろのメインの運用方法がサヤ取りです。
まとめ
資産運用するべき理由と運用方法を記述しましたが、参考になりましたか?
私が実際に行っているリスクが低いと思う運用方法を紹介しました。
今回紹介した方法以外にも、巷にある運用方法を検証をしながら実績報告しています。
これらの方法を使って、資産運用してみようと思ってもらえたらうれしいです。